「都会に住むことで失うもの、壊すもの、壊されうるもの」都会居住の二面性(3/4)デメリット篇

「都会に住むことで失うもの、壊すもの、壊されうるもの」都会居住の二面性(3/4)デメリット篇


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前回の「大都会で消費する幸せを知らずに死ぬのか?」に引き続き、今回は都会に住むことのデメリットをまとめます。

都会は大学があって仕事があって新たな人生として憧れを持って地方から来る人が多いかもしれませんが、そういう方のほうが理想と現実とのギャップに直面したのではないでしょうか。

始めから都会に住んでいる人は、逆に慣れてしまって悪いところがどこなのか分からなくなっているかもしれません。

今回のイラストは厳しい都会=ビル群に頑張って適応する人を描きました。登山のように転落してしまう人もいるでしょう。それではデータを見てみます。

※早く結婚したい人は東京にいないほうがいい。
Source:都道府県ランキング!女性の生涯未婚率

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※東京は子育てがしづらい。
Source:保育所入所待機児童数ランキング

3-2

※大阪や福岡、東京など都会は犯罪が身近。
Source:重要犯罪認知件数ランキング

3-3

※起きてもおかしくないと言われる首都直下型地震で多くの人が犠牲になるという予測がある。
Source:首都直下地震の被害想定(内閣府)

3-4

※割合では沖縄が一位だが、関東圏の自殺者数も多い。それぐらい厳しい環境である。
Source:死亡者1千人あたりの自殺者数ランキング

3-5

※東京での孤独死はだんだん増えている。
Source:東京23区内で自宅で死亡した65歳以上一人暮らしの者

3-6

※他の地域より年収は高いが物価も高い。年収が高くなければ厳しい経済状況になる。
Source:都道府県庁所在市別平成 25 年(2013 年)平均消費者物価地域差指数

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※東京の食糧自給率は1%。地方が崩れたら東京も崩れる。
Source:カロリーベースの都道府県別食料自給率

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※牛丼を食べれば食べるほど世界の水問題の原因をつくる。牛肉はほとんどが輸入で店舗が多いほど消費されてる証拠。
Source:世界の水資源問題とは?

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Source:牛丼店の都道府県ランキング(平成27年)

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※2020年の東京オリンピックではテロ対策に多くの予算が組まれるほど懸念されている。
Source: 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会関係予算

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※必ずしも都会の幸福度が高いわけではなく、むしろ島根や長野、大分などで十分に高い幸福度が表れている。経験してみないと分からないかもしれない。
Source:地域間経済格差について。実質賃金・幸福度。

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いかがでしたでしょうか。

注意したいのは、これらはあくまで東京という場所に原因があるのではなく、東京に集まる人たちが結果的にこれらの状態を作ってしまっているということです。もし他の道府県が同じように人が集まったら同じ状態になりやすいでしょう。

また、もう一つ注意したいのは、東京にいる人たち全員がこれらの状態を作っているわけでもありません。しかしそう考えると今度は「では自分のせいではない」と原因のある人が現実逃避しがちです。自分に原因がなくても注意したり議論したりしない自分にもこういう東京にしていることに少なからず自覚を持ちましょう

さて次回は最後にまとめたいと思います。