データで見る世界の子どもの数。少子化の二面性(1/3) - 概容篇

データで見る世界の子どもの数。少子化の二面性(1/3) – 概容篇


クラウドファンディングの作品、7作目は少子化、出産育児の二面性を取り上げます。

少子高齢化が日本では大きな社会問題とされています。くもの記事でも高齢者と選挙に関して「高齢者は投票して社会保障政策を強化することで対抗し、若者は財布の紐をしめることで対抗する」という記事を2014年12月の衆院選前に書いて大きく拡散されたことがあります。

そもそも少子高齢化とは何でしょうか?

言葉だけ冷静に見てみると、「子どもが少なくて、おじいちゃんおばあちゃんが多い状態」なのだと思います。つまりあくまで少子高齢化とは「」について言ってるだけなのです。

さて、数が何でそんなに大きな問題なのでしょうか?そもそも数が足らないなら増やせばいいだけじゃないの?と思うかもしれません。そこに大きなジレンマがあるわけです。

ということで今回紹介するのは「子どもが少ないと何が問題なのか、出産と自己責任について」と「子どもが簡単に増えないのはなぜなのか、出産への助け合いについて」です。

それらを2回目以降みていきたいと思いますが、今回はひとまず出産育児に関するデータを予めインプットしておきましょう。

※人口に関しては特徴的であるアメリカ、日本、フランス、デンマーク、韓国を比べてみることにします。それ以外の国がみたい場合はリンク先にて。

※戦後直後に比べれば比較的先進国は出生率が下がっている。フランスは2近くもある。
Source: Fertility rates 1960-2014 (OECD)

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※現状では若者の人口割合はアメリカが多い。日本は圧倒的に低い。
Source: Young population 1950-2014 (OECD)

1-2

※高齢者の人口割合は日本がダントツ。他の国も増えてはいる。
Source: Elderly population 1950-2014 (OECD)

1-3

※生産年齢人口は韓国が多い。
Source: Working age population 1950-2014 (OECD)

1-4

ここまでグラフを4つ見ても日本の特異さがお分かりかと思います。そして極めつけはこれです。

※2025年には1.8人の現役世代が1人の高齢者を支えるようになります。(もちろん今の社会制度のままであれば)
Source: (音声注意)2025年、高齢者1人を現役何人で支える?(財務省)

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それでは次回はまず保育園新設に反対するような人の意見、つまり出産育児は自己責任のもと行なうべき、という主張の二面性を紹介したいと思います。